ディルとフェンネル

見た目が似ているディルとフェンネルが元気に育っています。ディルは鉢植え、フェンネルは地植えで育てています。

写真右がディルの種と葉っぱ、左がフェンネルの種と葉です。

ディルは1年草、フェンネルは多年草とのことで、フェンネルは冬場地上部分は枯れて根っこだけになるという話だったのですが、今年は一度枯れた後に葉っぱが伸びて夏のように縦には伸びませんが横に大きくなって、葉っぱが収穫できるくらいになりました。暖冬だから??よくわかりません…。

秋に撒いたディルも同じくらいの大きさになっているのでぱっと見るとどちらがディルでどちらがフェンネルか、一瞬わからないくらいです。でもこうやって比べるとフェンネルの方が葉っぱが細くてふわふわしている感じがします。

どちらも同じセリ科のハーブです。使い方も種をスパイスやお茶にするのと、葉っぱをサラダや魚料理などに使うという点で似ています。フェンネルは株も料理に使います。

色々なレシピを見ると、フェンネルの代用でディルを使ってもよい、という表現があったりと、似ているだけに同じように使えるハーブなのですね。

ちなみに同じセリ科の仲間でコリアンダーも同じように葉っぱと種を使います。種はスパイスとして。葉っぱはパクチー(香菜)として人気です。

私はフェンネルの種のハーブテイーが好きなのでフェンネルの香りにはとても親しみがあります。葉っぱにも種に似た独特の香りがあります。

ディルはよくスモークサーモンと一緒に出てくるような印象のみで、今まで使ったことがありませんでした。今回種を撒いてたくさん芽が出て今は5株くらい育っているので、さっそくクリームチーズとスモークサーモンに合わせて使ってみたところ、フェンネルとは違うやさしく爽やかな風味で、とても気に入りました。

そのあとも調子に乗ってドレッシングやポテトサラダに入れたりしましたが、家族にこの香りがあまり好きでないかも、と言われてしまい、残念ながらそんなに頻繁には登場できないかもしれません。使い方かもしれないので色々チャレンジはしてみようと思います。

似ているディルとフェンネルは、近くで育てると花粉が飛んで交雑種ができてしまうこともあるそうです。そうすると香りも劣ってしまうようなので、なるべく離れたところで育てた方がいいようです。

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