子供の感覚を育てよう
色々なところで話題となっている子供とゲームやスマホの問題。我が家の小学5年の息子もやはり、ゲームやユーチューブに夢中です。
バーチャルなものばかりに接しているのはなんだか心配です。なるべくビデオゲームやスマホ以外の事にも楽しんでもらいたいです。
幼児期の頃からスマホがあったので、時々スマホの子供用のゲームも見せたりしていました。もちろんテレビもけっこう見せていました。
これらがあると母の時間ができてありがたかったです。
特に7歳未満の子供にとって、自分の周りの環境全てが吸収して自分のものとして取り込む対象となります。なのでテレビやスマホで見るものも、実際に体験するものも、同じレベルで体の中に取り込まれ感覚が育っていきます。
そう考えると、テレビやスマホばかり見ていると、ものの匂いや感触、速度感覚などが実際のものと違ったりするので、本物を感じ取って得られるのとは違う体験をしてしまいます。
子供の成長発達を促すためには、五感を使って本物を体験させることが大切です。
外へ行って自然に触れたり、遊具で遊んだり、色々な人と触れあうなど、様々な「体験」が子供を育てます。
スマホやテレビを絶対に見ないように、使わないようにするなんてことは、今の世の中で難しい事です。
でもこの事をちょっとだけ認識しているのとしていないのでは、子供との関りも変わってくるのではないかなと思います。
別に特別なところに行って特別な体験をするというのではなく、時間があったらスキンシップをするとか、歌を一緒に歌うとか、そんな事でいいのかなと。
小学5年生にもなると、こんな母の提案にはそうそう乗ってはくれませんが、なるべくたくさんの物事に関わって、体の内側と外側をバランスよく成長させることができたらいいなあと思っています。
(写真は四季咲きのデンタータラヴェンダー。これからどんどん花が咲きます。鉢植えで3年目になったところで元気がなくなり、土を新しいものと変えたら元気になりました。酸性の土が苦手なようで、ずっと同じ鉢だと雨に当たって土が酸性になるので土を変える必要があるそうです。)