クリーピングタイムの花
ラベンダー、ペパーミント、セージ、タイム、ゼラニウム・・・
同じハーブでも多くの種類があるこれらのハーブ。育て始めると、園芸ショップで違う種類を見つけてしまうとついつい欲しくなってしまいます。
写真はクリーピングタイムです。我が家には現在タイムは3種類あって、普通のコモンタイム、レモンの香りがするレモンタイムとこちらのクリーピングタイムです。
creeping(匍匐、這う、絡みつく)の名前の通り、他のタイムと違って地面を這うように広がっています。
タイムの葉っぱ同様、花も一つ一つがとても小さいので、花の形を楽しむというよりは、全体的にピンク色になった地面を楽しむ感じです。蕾も多いのでもう少し花が増えて一面ピンクになるといいなと思います。
もう何年も育てているのですが、一度ほとんど枯れてしまってもうだめなのかなと思いつつ、植える場所を変えてみたところ無事復活して今年は随分広範囲に枝葉を広げてくれました。
今年はお花も良く咲いてくれています。今まで「ハーブは本来自然に自生しているものだから、肥料や栄養剤のようなものはいらないよね」と言ってあまり肥料などはまめに与えず適当な育て方をしていました。時々気になったオーガニック肥料や栄養剤などは試してみましたが、特にこれといった手ごたえがありませんでした。そんななか昨年たまたま目についたオーガニック肥料があって、試しに使ってみたところ、みるみるハーブやバラの花の付き方や、花の色づきがよくなってびっくりしています。
ハーブによっては肥料を与えすぎるのは避けた方がいいものもあるのかもしれませんが、今までの放ったらかし栽培と比べると、格段に花の付きが違うのでちゃんとこういう知識もないとだめなのね、と反省しています。
せっかく育てているからには、季節ごとにお花がたくさん咲いてほしいと思うのは正直な気持ちです。そのためには少しこちらからの働きかけも必要なのですね。
野菜作りを仕事にしている兄に言わせると、「土づくりが一番大事」だそうで、その言葉をやっと理解し始めたこの頃です。