セントジョンズワート

今年は昨年ほどハーブのガーデニングに時間をかけることができず、新しいハーブを植えたり種をまくことが少なかったです。

そんな中、園芸ショップで安くなっていたセントジョンズワートの苗を夏の終わりころ購入し、ほかのハーブと一緒に育てています。

セントジョンズワートはハーブティーとして飲むと鬱や不安、イライラなどに効果的と言われていて、一時期セントジョンズワートのティンクチャー(アルコールでハーブを漬け込んで作った濃縮液。水などに薄めて飲用します。)やサプリメントが一気に出回ったことがありますが、最近はもの珍しさもなくなり、健康食品店などでハーブティーやサプリメントとしてで普通に目にするように思います。

また、セントジョンズワートの花を植物オイルで漬け込んだ浸出油(インフューズドオイル)も「セントジョンズワートオイル」として使われます。

セントジョンズワートオイルとして外用で使うと、神経や筋肉の痛み、皮膚の炎症にいいとされるのでそのまま肌につけてもいいですし、このセントジョンズワートオイルにエッセンシャルオイルを混ぜてより効果的な神経痛や皮膚の炎症用のオイルとして使用したりもします。ただセントジョンズワートオイルは光感作の毒性がありますので、日中オイルを塗った状態で日光に当たるとシミなどができやすいので注意が必要です。

セントジョンズワートは多年草なので、我が家のセントジョンズワートもこのまま冬を越して来年の夏至のころには黄色いかわいいお花が咲いてくれないかなと思います。黄色い花をすりつぶすと、赤い色素が出てきます。この成分のため、セントジョンズワートオイルの色はきれいな赤い色をしています。できたら自分でセントジョンズワートの浸出油を作ってみたいなあと思っています。

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