最近読んだ本

以前NHKの特集でやっていて興味を持ち、購入した本。

『僕が飛び跳ねる理由』(角川学芸出版刊)

自閉症の方の特徴や疑問を自閉症ならではの視点で説明しています。

東田直樹。1992年千葉県生まれ。会話のできない重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。13歳の時に執筆した本書『自閉症の僕が跳びはねる理由』で理解されにくかった自閉症の内面を平易な言葉で伝え、注目を浴びる。(本書カバープロフィールより)

感覚の違いについて、コミュニケーションについて、言葉についてなど普段疑問に思う自閉症の方の特徴や行動を、わかりやすく説明してくれています。

一番私が心に残ったのは、東田さんの自然とのかかわり方。そして最後の章、自身が自閉症についてどう思いますか?という問いの答えです。

普段私たちが忘れている何か、遠い昔に置いてきてしまった何かを、自閉症の人たちは持ち続けて生きている、そんなことを教えてくれる大切な本でした。

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