ローマンカモミール
去年か、一昨年?に苗を植えたローマンカモミール。
今年花を初めて咲かせてくれました。
今まで一度も蕾すら持たなかったので、これは花の咲かないタイプのカモミールなのか?と思ってしまったほど。実際花の咲かないカモミールもあるようで、芝生のように植えるとそこでゴロゴロ寝るといい香りを楽しめるらしいです。
ジャーマンカモミールは一年草で、毎年こぼれ種から春に芽を出して花を咲かせてくれるのに対して、ローマンカモミールは多年草です。
ジャーマンカモミールは葉っぱはいい香りはしませんが、ローマンカモミールは葉っぱを触るととてもいい香りがします。
お花の形はほとんど同じなので見分けがつきにくいですが、葉っぱの感じが全く違うので、こうやって両方育ててみると面白いです。
花の咲く時期もジャーマンの方が早くて、もうほとんど枯れてしまいましたが、ローマンはこれからますます咲いてくれそう。
葉っぱもいい香りのローマンカモミールの花をフレッシュハーブティーとして淹れると美味しそう、と思いますが、実際やってみるととても苦くて美味しくはなかったです。
ハーブティーとして美味しく飲むのはフレッシュ、ドライともジャーマンの方なのですね。でもローマンもドライハーブとして出回っていますので、全く使わないわけではなく、薬効を期待して飲むもののように思います。
エッセンシャルオイルもローマンの方が甘くていい香りがします。なのにハーブティーではジャーマンの方がいい香りがして美味しいなんて、とても不思議でおもしろいなあと思いました。