ハンガリーウォーター
今日は教室でハンガリーウォーターを作りました。
「14世紀、修道士が70歳のハンガリー女王のために処方したハンガリーウォーターは、最初のポピュラーな香水になりました。女王はこれを使い病気(手足の痛み)を治し若さを取り戻し美しさに磨きをかけ、50歳も若いポーランド国王から求婚されたそうです。」
・・・と言われていますが、実際はそんな事実はなく宣伝のための創作であった、という話がウィキペディアにも載っています。アロマの講座では盛り上がるハンガリーウォーターの話ですが、こういう歴史はあやふやなくらいがちょうどいいのかも、なんて思ったりもします。
ハンガリーウォーターのメインになるエッセンシャルオイルはローズマリーです。このローズマリーがお肌の張りを取り戻したり、手足の痛みに効果があると言われ中世の時代から使われているのですね。
ローズマリーが入る以外ははっきりとしたレシピがなく、様々なレシピで作られています。
エッセンシャルオイルと無水エタノール、精製水で作るものや、ローズマリーのハーブをアルコールで漬け込んで作るものなど様々です。
<今日作ったハンガリーウォーターのレシピです>
ローズマリー エッセンシャルオイル 3滴
オレンジ エッセンシャルオイル 1滴
レモン エッセンシャルオイル 1滴
オレンジフラワーウォーター 10ml
無水エタノール5ml
精製水 35ml~85ml
いい香りのブレンドなので、精製水を35mlくらいで薄めるとコロンとして、85mlで薄めると化粧水として使用できます。ローズマリーは髪の毛を健康に保つ効果もあるので髪の毛にスプレーするのもおすすめです。