シンプルスキンケア
『お風呂の愉しみ』が石鹸作りのブームを作った前田京子さんの『シンプルスキンケア』(飛鳥新社刊)。
前田さんの本は身近なもので手作りできるアイデアをいつも教えてくれて、新しい本が出る度に、「今度はこう来たか!」と驚かされるし、参考になります。
この本も随分前に出た本ですが、植物オイルの特徴が詳しく書かれていて気に入っています。
『お風呂の愉しみ』では私も石鹸作りにハマって、色々な石鹸を作ったり、お教室で石鹸作りもやったりしました。
そのあとは時間もなく、手作り石鹸を作ることもなくなってしまいました。
手作り化粧品も様々なレシピを参考に、配合を変えたりして使いやすいクリーム作りに熱中したこともありましたが、結局続きませんでした。
毎日使うスキンケアはシンプルなものがいい、というのはあまり時間がない人には実感があるのではないかと思います。また、シンプルというのは時間だけでなく無駄なものが入ったスキンケアは止めたい、という気持ちがある人にもそういう思いは強いのでは。
なのでこの『シンプルスキンケア』で書いてあることは、私が色々試してきた中で感じてきたことと同じでした。手作りの化粧水と植物オイルでのスキンケアは無駄なものが入っておらず、肌にもやさしいと感じます。私も色々試してみて、シンプルなのが結局いいよねという気持ちです。
この本のように化粧水を作ってもいいですが、お好みのハイドロソルとフェイス用オイルでのスキンケアなら手作りするのが面倒な方にはおすすめです。
季節や肌質に合わせて組み合わせや種類を変えたりして、自分の肌の状態によく目を向けていくことも大事かなと思います。