お花見して思ったこと
桜がずいぶんきれいに咲いてきました。私も春休みの息子と毎日どこかしらへお花見に行ってます。
毎年この季節はうきうきします。桜の下を歩くだけで元気になりますよね!桜だけでなく色々なお花も咲いて、嬉しい気持ちになります。
お店やアロマのお教室をやっている時などに「好きな香りを選んでください」と言っても、効果効能に目が行きがちで、「自分が心地よいと思う香り」をなかなか選べない方もいます。どうしても頭で考えてしまって、心の方で選ぶことができないようです。
心が心地よいと思う物を使うと、体にも効果的に働きかけます。逆に体をないがしろにして不摂生すると、心のバランスも乱れてきます。
お花見をして、自然のお花のパワーを受け取ると、そんな心に気持ちの良いエネルギーが入ってくる気がします。頭で考えないで純粋に心地よさを感じます。こういう心が気持ちよいものを選ぶということを繰り返すことで自分の心が必要としている物が自然と選べるようになる気がします。お花見している人のお顔はとっても楽しそうです。心にとってもいい物を受け取っている気がします。
そんなことを考えながらたまたま手に取った本に、似たようなことが書いてあって、こういう考えは他の分野に置き換えても言えることなのだなと嬉しく思いました。精神科医で様々な精神医学や心理学、カウンセリングの講師をしている先生が書いた本ですが、周りの人の目が気になって頭で考えることで、心にふたをして自分が本当に好きなことに目を向けられない人が増えていて、それが積み重なることで体に不調が現れることが多い、など興味深いお話が並んでいます。
KOTORI BIO SHOPのエッセンシャルオイルでも、ハーブティーでも、色々な方の心に響くものが1つでもみつかってくれたらいいななんて思った1冊でした。
『「普通がいい」という病』(講談社刊)泉谷 閑示著